有期雇用社員の雇止めが違法となる場合とは
有期雇用契約に対する法的規制 有期雇用契約とは、期間の定めのある労働契約のことを言います。 有期雇用社員(有期雇用労働者)という枠組みには、契約社員、嘱託社員などのフルタイム勤務の社員も、パート、アルバイトなどの短時間労…
従業員に対する退職勧奨を拒絶された場合にどうするか?
退職勧奨とは何か 退職勧奨とは、使用者である会社側によって従業員に自主的な退職を勧める行為ですが、雇用契約の合意解約の申込みと捉えるべき場合もあります。 いずれにしても、従業員に自主退職の意思決定を求めるのが退職勧奨です…
懲戒処分をするには弁明の機会の付与が必要か【福岡で企業法務に強い顧問弁護士】
懲戒処分には適正な手続を経ることが必要とされる 従業員が社内の規則や指示・命令などに違反する非違行為を行った場合、使用者は就業規則の懲戒に関する規定に従って懲戒処分を行うことができます。懲戒処分としては、軽い方から「けん…
能力不足やパフォーマンスが低い問題社員にどう対応するか【福岡で企業法務に強い顧問弁護士】
能力不足やパフォーマンスが低い問題社員 企業は、従業員を採用するときに提出された書類に記載された職務経歴や面接での受け答えを通じて、その従業員に割り当てられた業務を遂行する上で、一定の能力があるものと見込んでいるのが通常…
職務怠慢な社員を辞めさせることができるか【福岡で企業法務に強い顧問弁護士】
職務怠慢な社員に関する相談事例 建設業や介護施設など多角的な事業を展開するA社に、営業部門として中途採用した社員Bは、期待されたような営業成績を上げることができず、社内での評価は年々低下してきました。その上、上司からの指…
従業員による横領が発覚したときにどう対処するか【福岡で企業法務に強い顧問弁護士】
従業員による横領の相談例 建設業のA社では、近年、業績が落ち込む原因となっている赤字工事をなくそうと、過去の工事を検証していたところ、聞きなれない業者からの仕入れが計上されていたため、営業担当の従業員に追及をしたところ、…
従業員に対する損害賠償請求事例【福岡で企業法務に強い顧問弁護士】
従業員に対する損害賠償請求の相談事例 ある建設会社からの相談で、従業員がその担当する工事の現場責任者を務めていたところ、工事が進むにつれ、施主からクレームが寄せられるようになり、調査したところ、多くの瑕疵が認められ、その…
会社に損害を与えた従業員に損害賠償を請求できるか【福岡で企業法務に強い顧問弁護士】
従業員が会社に損害を被らせる事例 従業員の業務上の行為が、会社に損害を与えることは、ままあります。 典型的な例を一部挙げると、次のような行為や不作為があり得ます。 ・社用車を運転していて交通事故を起こした。 ・会社から貸…
不当解雇と訴えられないように勧める退職勧奨のポイント【福岡で企業法務に強い顧問弁護士】
退職勧奨とは? 一般的には、会社が特定の従業員に退職をするように促すことを、「退職勧奨」といいます。 この退職勧奨は、あくまで従業員本人が自分の意思で退職を促すだけですので、基本的には会社が自由に行うことができます。 た…
会社の指示に従わない従業員を解雇する方法【福岡で企業法務に強い顧問弁護士】
会社の指示に従わない従業員の問題 何度注意しても従業員が遅刻や無断欠勤を繰り返す。 従業員が「自分には良く分からないから、他の人に頼んで下さい。」と言って仕事を断る。 残業しなければ終わらない仕事を頼まれても、「残業はし…