労働審判を申し立てられた会社側の対応——答弁書・期日・調停・異議申立てを弁護士が解説
ある日、裁判所から「労働審判手続申立書」が届く——多くの経営者・人事担当者にとって、これは突然の出来事です。申立書には答弁書の提出期限と第1回期日が記載されており、気がつけば手元には数週間しか残っていない。 労働審判は、…
団体交渉・ユニオン対応を会社側弁護士が解説——申入書が届いた日からの初動と交渉を左右する3つのポイント
ある日突然、見知らぬ労働組合(ユニオン)から「団体交渉申入書」が届く——中小企業の経営者・人事担当者にとって、これほど動揺する出来事はないかもしれません。 しかし、団体交渉は「動揺した側が負ける」交渉です。初動の対応と、…
メンタル不調の従業員に休職を命じるタイミングと手順——拒否された場合の対応も解説
「この社員、明らかに様子がおかしい。でも本人は出勤すると言い張っている。どうすればいいのか」——メンタル不調が疑われる従業員への対応で、会社が最初に直面するのがこの状況です。 休職制度は、解雇回避のための重要な手段である…
就業規則を整備していない会社が直面するリスクと、 弁護士が勧める整備のタイミング
「就業規則は社員が10人以上になったら作ればいい」——そう考えている経営者や人事担当者の方は少なくありません。確かに、労働基準法上は常時10人以上の労働者を使用する事業場に就業規則の作成・届出が義務付けられています(労働…
従業員を解雇するときに使用者が気をつけるべきことを弁護士が解説
従業員を解雇するときの注意点 従業員の解雇は、会社にとって人事上の判断であると同時に、最も紛争化しやすい場面の一つです。現場では、「問題がある社員だから解雇できるはずだ」と考えられがちですが、日本の労働法制では、使用者が…
退職代行サービスの非弁リスクと企業が取るべき対応
1 はじめに 近時、従業員により退職代行サービスが広く利用されるようになり、企業側は突然の退職通知に直面する機会が増えています。特に2025年10月、退職代行業者「モームリ」と提携していた法律事務所が、弁護士法72条違反…
退職後のトラブルを防止する「退職合意書」作成のポイントを弁護士が解説!
1.退職合意書とは 従業員の退職に際して、会社は、その従業員の在職中に発生した会社との間の債権・債務を整理し、退職後においても義務や制限を課す必要がある場合、これらを明確にするために退職合意書が作成されます。 この退職合…
従業員を守る!カスハラ対策について弁護士が解説
1 急増したカスハラ(カスタマーハラスメント)問題とは? 「カスハラ」とはカスタマーハラスメントの略で、「職場において行われる顧客、取引の相手方、施設の利用者その他の当該事業主の行う事業に関係を有する者の言動であって、そ…
メンタル不調で休職した従業員の復職の可否について解説!
1 休職制度とは何でしょう? (1)休職制度の定義 休職制度とは、多くの企業が就業規則において定める制度で、従業員が欠勤を余儀なくされる一定の事由があるときに、直ちに解雇にするのではなく、雇用関係を維持しつつ出勤を免除す…
従業員の死亡・傷害について被害者側が労災申請する場合に会社側の手続・対応の仕方は?
1. はじめに 労災保険(労働者災害補償保険)は、従業員が業務上の事由により、ケガ・病気・障害を負ったり、死亡した場合に適用される保険制度です。本来、会社としても従業員の健康や安全を守るために、労災認定に協力する立場にあ…
従業員が怪我をした!労災事故かどうかの判断が難しいケースでの会社側の対応を解説
1.はじめに 企業経営を行う上で、従業員が業務中に負傷する、いわゆる「労災事故」は避けたい事象の一つです。しかし、従業員の怪我が「本当に労災事故なのか、それとも別の要因によるものなのか」を判断しづらいケースも多くあります…
退職後に顧客を奪われた——競業避止合意がある場合・ない場合の対応を弁護士が解説
1.競業避止義務とは 競業避止義務とは、従業員や企業の役員が、在職中または退職後において、使用者と競合する業務を行わない義務をいいます。 在職中の従業員が競業避止義務を負うことは雇用契約上の付随義務として、学説や裁判例に…
退職合意書の作り方と注意点——会社側が押さえるべき条項と無効になるリスクを弁護士が解説
1 退職合意書とは 退職合意書とは、従業員と企業が合意のもとで雇用契約を終了する際に取り交わす契約書です。退職に関する条件を明確にし、将来的なトラブルを防止する目的で締結されます。具体的には、退職日、退職金の有無、未払い…
社員が退職代行を利用した場合の企業側の対応
1 退職代行とは 近年、労働者が退職の手続きをスムーズに進める手段として「退職代行」というサービスの利用が増えています。 「退職代行」とは、退職をしようとする従業員から依頼を受けた第三者が、会社に連絡をして、従業員本人の…
有給休暇の基礎知識 | 労働基準法第39条の付与日数、繰越ルール、トラブル対応
有給休暇とは? 有給休暇は、労働基準法第39条に基づいて、一定の条件を満たした労働者に付与される法定の休暇です。これは、労働者が給与を得ながら休暇を取得する権利を保障するもので、心身の健康維持や生活の充実に寄与する重要な…
セクハラ問題社員を解雇するには?労務問題に強い弁護士が解説
セクハラ問題社員を解雇するには?労務問題に強い使用者側の弁護士が解説 セクハラ問題社員への対応に頭を悩ませている経営者・人事担当者の方へ。セクハラ行為は企業の評判を大きく損ない、多額の損害賠償請求につながる…
リモートワーク時代の問題社員対応について弁護士が解説
テレワークの問題と注意すべきこと 新型コロナウイルスの感染防止を理由としてリモートワークを積極的に推進した企業も多いですが、各従業員の生産性を評価してみると、テレワークをしている従業員の生産性が低下していることが見受けら…
従業員のメンタルヘルスに関わる具体的な対応とは
従業員のメンタルヘルスに関わる相談事例が増加 メンタルヘルスの不調により、遅刻や無断欠勤、周囲の従業員とのトラブルなどの問題を引き起こす従業員に関して、使用者側からご相談を受ける事例が増加しています。 厚生労働省の令和4…
労基法上の休憩時間について弁護士が解説
労働基準法上、労働時間が6時間を超える場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩時間を与えなければいけないとされています(労働基準法34条1項)。 【参考:労働基準法】 第三十四条(休憩) 使用者…
従業員がSNS上で不適切な投稿を行ったときの対応とは?
従業員の問題行動と炎上騒動に巻き込まれることのデメリット 昨今、『バイトテロ』という言葉も登場し、従業員による問題行動がSNS上で拡散され、炎上することで、企業価値が毀損される事案が散見されます。 多くの従業員が所属する…




