未払残業代の請求をユニオンに加入して団交申入れしてきた事案

ご相談内容

営業社員として採用した従業員で、なかなか成果が上がらない者がおり、上司が叱咤激励していました。すると突然、ユニオンから連絡があり、その従業員の未払残業代を請求する、との連絡が会社にきました。その従業員には、営業先に直行直帰する裁量を認めていたことなどの事情から、残業代は払っていませんでしたが、自分で残業時間をメモしたものを根拠にして、請求を受けたとのこと。どう対応したらよいか、というご相談でした。

 

対応結果

その営業社員の成果が上がらない理由として、勤務時間にどこかで常に時間を潰しているとの疑いがあり、その点の調査も行うなどして、団体交渉を優位に進める準備を行いました。団体交渉では、成果を上げられていないことを会社側として追及、法的主張としては優勢なユニオン側を通じて、退職を促し、結果として解雇予告手当並みの解決金と引き換えに合意退職をすることで解決となりました。

Website | + posts

2006年弁護士登録以来、企業法務、事業再生・債務整理、税務関係、交通事故、消費者事件、知的財産権関係、家事事件(相続・離婚その他)、
その他一般民事、刑事事件、少年事件に取り組む。講演実績は多数あり、地域経済を安定させる、地域社会をより良くしていくことに繋がる。
こう確信して、一つ一つの案件に取り組んでいます。

※日本全国からのご相談に対応しております。

取扱分野
福岡市の顧問弁護士相談
解決事例
お客様の声

お気軽にお問合せ、ご相談ください。 お気軽にお問合せ、ご相談ください。 メールでのご相談はこちら